BL Daybreak
BLが嫌いだ、知らないという人はすぐさま逃げてください。 (ブログ名変更『Fever BL Power』→『BL Daybreak』)
2007.07.29 (Sun)
平行線上のモラトリアム/崎谷はるひ
![]() | 平行線上のモラトリアム (角川ルビー文庫 83-21) 崎谷 はるひ (2007/06) 角川書店 この商品の詳細を見る |
〈受け好み度〉
★★★★☆
〈攻め好み度〉
★★★☆☆
〈カップリングタイプ〉
年の差あり ヘタレ攻め(?)
崎谷はるひさんの白鷺シリーズ番外編です。
萌え、という感じの作品ではなかったですが、ストーリーがすごくおもしろかった!
崎谷さんにはめずらしく、乙女要素一切皆無、男っとこ前のかっこいい受け!これがまた本当にかっこいい。゚+.(・∀・)゚+.゚!!
背も高くて(攻めよりは低いが)、なにより中身が男前。
私基本的に、かわいらしい受けが好きですが、当然かっこいい受けも大好きで.+:。(´ω`*)゚.+:。
ストーリーは、主人公2人の恋愛要素は正直低いと思うんですね。
攻めである主人公が、過去の恋愛で苦しむのですが、これがちょっとサスペンスチックな感じで、個人的にこういうお話好き。
一応ハッピーエンドですが、完結はしていません。
まだ続きます。
ですがこの作品、崎谷さんファンでも賛否両論だろうと思います。
崎谷さんて、こういう言い方は失礼かもしれませんが、けっこうあくの強い作家さんで、苦手という人もけっこういると思います。
ベッドシーンがものすごく過激だし、甘いかわらしい話もあるかと思えば、こういう暗めの、ちょっとどろっとしたクセの強い作品もある。
私が崎谷さん好きな理由として、1つは単にHが濃いっていうのもありはしますが、それ以上に、人物の心理面をものすごく掘り下げて細かく書いている、というところです。
そこに、きれいなだけではない、人間の泥臭さや弱さみたいなものも見えて、馬鹿みたいなことでさえも深さを感じるんです。
他人から見たらくだらないことでも、本人にとってはとても大事なことであり、流せることでは決してない。
そういうところが、あぁ、人間だな、と。
実際、性格のいい人ばかりが出てくるわけではありません。
卑怯だったり卑屈だったり、保身に必死になるあまり相手をなじったり。
BLはファンタジーだけど、なぜか妙なリアルさを感じるんです。
えと、話を『平行線上の〜』にもどします。
ここからはネタバレありです。
【More】
このシリーズ、靖那がキーパーソンのように思うんですよね。なんだか最悪なキャラだけど、どーしても嫌いになれないというか…
同情すべきところがあるだけに、憎みきれない感じ。
確かに腹の底まで腐った人間だとは思いますが、靖那の生い立ちを考えると、どうにもかわいそうな気がする…
単にボンボンの甘えと一刀両断することは簡単だけど、どんなに心の汚れた人間にも、たとえほんの少しだとしても、汚れていない白いところはあると思うんです。
弥刀と朋樹の進展ももちろん気になるけど、靖那も一体どうなるのか、次回作がめっちゃ楽しみです∩(´∀`)∩♪
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2007/10/02(火) 12:22:05 | さくらの日記
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